新築マンション?新築一戸建て?
最初から「新築一戸建ては高いから・・・、新築マンションは狭いから・・・」などとあきらめず、両者の住み心地などをじっくり比較して、自分の生活に合うものを選びましょう。人間と同じで、新築マンションには新築マンションの良さが、新築一戸建てには新築一戸建ての良さがありますし、どちらにもデメリットがあります。ログハウスにもメリットデメリットがあります。
住み心地
マンション | 一戸建て | |
主流は3LDK。LDKと居室1室はバルコニー寄り、残りの2室は反対方向(玄関側)に振り分けるプランが多い | 間取り | 主流は4LDKだが、東京23区内など立地のよいエリアでは、3階建ての3LDKも多い |
ワンフロアなので家事は楽。新築物件なら、住戸内は段差がないなどバリアフリー設計も行き届いている | 使いやすさ | 2階〜3階建てなので住戸内の行き来は大変だが、居室間のプライバシーは保ちやすい |
バルコニーに接する窓を大きくするなど、リビングの日当たりは工夫されている。しかし、反対側の部屋の採光が取りにくい物件もある。上層階は開放感があり、眺望が楽しめる物件も多い | 日当たり等 | 住戸の4方向に開口部が取れるので、どの部屋も採光が得られる。しかし、住宅が密集する都市部では、窓の外に隣の壁が迫り、採光が取りにくい物件や、室内の様子が外から見えてしまう物件もある |
最近は、二重床や音を通しにくいフローリングなどの工夫をする物件が増えているが、上下階や隣戸の音を100%カットというわけにはいかないよう | 音 | 外からの騒音が中に響きやすい、逆に家の中の人声が外に筒抜けという物件も。道路の近く、また、隣の家との間隔が狭い場合は遮音性能を要チェック |
現在は24時間換気装置が義務付けられているほか、浴室暖房乾燥機やリビングの床暖房などは標準装備、。最近はディスポーザー、食器洗い乾燥機、IHクッキングヒーターなどキッチンまわりの設備が充実する傾向に | 設備(新築) | マンションに比べて個別性が高い。浴室暖房乾燥機や床暖房をつける物件は増えているが、価格を抑えるため、生活に必要な設備のみつける物件もある |
立地がよい物件は住戸数分の駐車場はなく、駐車場代も周辺相場と変わらない。郊外では、全戸分の駐車場があるものが多い。駐車場代無料の物件もある。 | 駐車場 | 立地のよい中古物件の中には、駐車場がないものも見かけられるが、新築物件は立地に関係なくほとんどが駐車場付き。もちろん駐車場代もかからない |
マンションの敷地は所有者全員の共有となり、勝手に使用することはできない。とはいえ、専用庭付き住戸などを選べば、一定の制限はあるが、ガーデニングや菜園、子どもの遊び場として活用できる。 | 庭 | 最低でも敷地面積が100m2前後ないと、まとまった広さの庭を手に入れるのは難しい。しかし、敷地が狭くても自由に使えるため、工夫をこらしてガーデニングなどを楽しむ人も多いようだ |
最近は、ペット可の新築マンションが増えているが、ペットの種類や大きさ、飼い方などに制限を設ける物件もある。事前に確かめよう | ペット飼育 | ペット飼育は自由にできるが、飼育マナーはきちんと守ろう |
一つの建物で多くの人が生活するため、主に敷地や建物の共用部分(エレベーターや共用廊下など)の使い方について、ルールが定められている。管理規約や使用細則等で確かめよう | 生活の制限 | 自分の敷地内は自由に使えるが、隣近所に迷惑にならないよう配慮しないとトラブルのもとに。また、ゴミ出しなどは一定の曜日と時間のルールがあるが、ゴミ置き場の清掃を持ち回りで担当する町内会などもある |
物件の立地によって異なるが、数百戸単位の大規模マンションは、敷地内の公園やミニショップ、スポーツジムなど、共用施設を充実させている | 利便性 | 物件の立地によって異なる |
仙台の賃貸物件にもマンションや一戸建てにはない住み心地があるのではないでしょうか?仙台賃貸にも素敵な点は一杯あります。たとえば、今住んでるお部屋が仙台駅から遠くて不便だ、と思ったら駅の近くに引越しちゃおうというのも手ですよね。一戸建てを購入してしまって引越するというのは難しいです。色々なお家や土地に住んでみたいという方は賃貸がオススメです。
建物の丈夫さ、長持ち度
マンション | 一戸建て | |
鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)が主流。耐久性、耐火性に優れている | 基本構造 | 木造軸組み構造が主流。リフォームやメンテナンスをしやすいのが特徴。耐震性、断熱性に優れた2×4工法も増えている |
新築では、修繕なしでも100年もつといわれる耐久性の高いコンクリートや、室内のリフォームや給排水管の取り替えやすさを工夫した物件が増えている | 耐久性能 | 新築は、10年保証の義務化によって耐久性にかかわる不備が減少している。骨組みにスチールを使って耐久性を高める工法なども登場している |
現在の建築基準法をクリアしている物件であれば震度7程度の地震でも倒壊しないとされている。さらに、免震装置などを使って揺れを抑える物件もある | 耐震性能 | 耐震性に優れているといわれるのは2×4工法だが、木造軸組み工法も、現在の建築基準法通りに建てられていれば問題ない |
マンションの所有者全員で組織する「管理組合」が主体となり、長期的な修繕計画を立てて行う。このための費用は、毎月「修繕積立金」として集められる | メンテナンス | 一戸建ても、建物を長持ちさせるためには、定期的な修繕、点検が欠かせない。自分で修繕計画を立て、そのための資金も用意しておく必要がある |
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2017/11/13 更新